2026/08/10 18:03

初めに

皆さんはマインドフルネスという言葉を知っていますか?
最近は精神疾患や不安などの対処として近年広まっています。


マインドフルネスは近年様々な分野において注目され、研究が行われています。


2018年のNCCIHの研究では、不安・鬱などの診断付きの人に対しマインドフルネスを行ったところ、CBTや抗うつ薬と同等の効果を発揮したとの研究がありました。


睡眠の質や依存性にも効果があるとされており、注目が欠かせない分野でもあります。


そこで、マインドフルネスとは何かを紹介した記事を作ってみました。
様々な研究や、食べるマインドフルネスの紹介をしています。


マインドフルネスとは何かを知っておくことで日常の様々な場面で生かすことができるのではないでしょうか。


マインドフルネスとは


マインドフルネスとは、「今この瞬間」への気づき・注意を、判断を挟まずに保つ練習です。


もっと簡単な言い方をすれば、自身の考えを挟まず今に集中する事です。


例えるならば、音が聞こえてる。
という現象に対して、うるさい・何が原因・心地いいではなく、音がなっているという気づきだけで保つという事です。


今この瞬間に対する気づきだけを行い、自身の気持ちや判断を入れ込まないのがマインドフルネスという事です。


そして近年、マインドフルネスが急速に注目を集めています。
インターネットでもよく見かけますし、書店でもよく店頭に並んでいます。


ではなぜそれほど近年注目されているのでしょうか。


マインドフルネスの効果


マインドフルネスが近年拡大している要因として、
怪しい自己啓発から根拠のある健康法へと変わっていったことが挙げられます。


1979年にマサチューセッツ大学医学部で開発されたMBSRというマインドフルネスストレス低減法が発表され、そこから爆発的に研究が増加しました。
また、様々な研究機関が情報を出し始め、マインドフルネスの効果が認められるようになってきたのです。


そこから日本でも、マインドフルネスが鬱の再発予防として保険診療に取り入れられていきます。


さらに近年、現代のストレスや過重労働によって集中できない・疲れが取れないという人々が増えました。
マインドフルネスは場所や道具を問いません。
だからこそ、忙しい日々の中でも簡単に実践できる健康法としてさらに広がりを見せました。


さらにさらに、googleが「Search Inside Yourself」というマインドフルネス研修を社内導入し、さらに教育機関である学校や公的機関にも広まり、マインドフルネスに信用度をあげました。


2022年の調査では健康アプローチの中で、瞑想が最も利用者が多いとの結果もあります。
その結果、マインドフルネスはしっかりと認められた健康法としての地位を確立したという事です。



瞑想との違い


ここまで読んで瞑想と近いと感じた方もいるでしょう。


決定的にマインドフルネスと瞑想で違う点は手段か、考え方かという点です。


瞑想は呼吸の仕方や特定の言葉に集中し、雑念を払います。
そのため、集中できる環境やリラックスできる環境で行うことが一般的です。


しかしマインドフルネスは在り方を実践するだけの物。
今この瞬間に集中しているという事実をかみしめるものであり、つまり常日頃から感じている今を再認識するものと言う事です。


そしてもう一つ、瞑想と決定的に違う点は場所を問わないという事です。
電車の中でも、家でも、職場でも、今聞こえている音や座りごごちや見える景色
それだけに集中し、気づくだけ。
自分の考えを捨てて今の瞬間に注意を割くことができる。


それがマインドフルネスのメリットなんです。
だから日常の至る所で実践ができます。
集中できる環境を必ずしも用意する必要がないという事です。


食べるマインドフルネス


先ほど、マインドフルネスは場所を問わないことが魅力と言いました。


それは食べる事にも通じます。


マインドフルネスとは「今この瞬間の感覚に、判断を挟まず注意を向ける」事。
食べる行為は五感(視覚・嗅覚・味覚・触覚・聴覚)が全部フル稼働する数少ない日常動作なんです。


しかも毎日3回の繰り返し。つまり座って瞑想しなくても、普段の食事だけで練習になる。呼吸瞑想が練習なら、食事は「実践の場」という訳なんです。


さらに、食べるマインドフルネスはここで終わりません。


皆さんは満腹中枢という言葉を知っていますか。


これは脳の一部で、おなかがいっぱいかどうかを伝える器官です。


満腹中枢を活発にするにはよく味わい、よく噛むことが挙げられます。
つまり満腹は胃の容量ではなく、脳への信号で変わるという事です。


急いで早食いしたり、ながら食いしたりすると満足感が得られなかった経験はありませんか?
ゆっくり味わって食べることで、少ない量でより満足できます。


そしてこれは、マインドフルネスと通じる部分があるのです。


よく味わって食べる、味覚に集中し判断をしない事。


そうすることで満腹中枢を刺激し、満足感を得られながら少ない量で、さらに不安の解消なども得ることができる。


つまりこれは一石三鳥な食べ方なんです。


また、少ない量で食べるということはダイエットにもつながります。


メリットが山ほどあるのがマインドフルネスなのです。


まとめ


マインドフルネスについてわかっていただけたでしょうか。


日々の小さな出来事の中で行える健康法です。
座る、寝る、食べる、見る
そんな私たちが日ごろから行っている小さな事象に改めて注目してみることで、新たな発見があるかもしれません。


不安を抱えている方や精神疾患を抱えている方にお勧めの方法となっていますので、ぜひ実践してみてはいかがでしょうか。